ロンドンで働くOLの一日。〜典型的な平日編〜

今日はコロナウィルスによるロックダウンが始まる前の、典型的な平日の一日についてご紹介したいと思います。ちなみに私は、30代前半で夫とロンドンで二人暮らし。外資系金融機関で投資関連の仕事をしています。

*****

07:30 起床。身支度をして、朝ご飯(フルーツかグラノーラとヨーグルトなど軽いもの)を急いで食べて8時過ぎに家を出る。身支度中はPodcastでNHK朝7時のニュースを、出勤中はPod CastのFinancial Timesニュース(10分ぐらいのNews briefing)とAudibleでビジネス書を聴き読みしている。

08:30 会社到着。紅茶を淹れてメールチェック。(東京やアジアの同僚と会議などがある時は、普段より1時間早く起きて7時半ぐらいに出社。)ただ、出社してくる同僚とのミニ会話に度々仕事を中断させられるので、あまり効率は上がらない時間帯です。ロンドンオフィスでは出社するとまず、”You alright? What did you get up to last night?” などと軽く昨晩の出来事などを声を掛け合って軽く会話するのが習慣(というか礼儀に近いのかも?)。東京オフィスにいた頃のように、「おはようございまーす」と挨拶だけして机につくということはあまりありません。忙しい時などは正直めんどくさいなあと感じることもなくはないのですが、これはこれで、慣れてくるとチームメイトの調子を確認できて、なかなか貴重なコミュニケーションの役割を果たしてくれます。

09:00-12:00 会議、資料作りなど。

12:00 – 13:00 忙しくなければ同僚とランチするか東京の家族とライン電話しながら外を散歩。忙しければ食堂でランチを買ってデスクで食べながら仕事続行。ロンドンのシティ(金融街)には結構具沢山でおいしいサラダ屋さんとか、ベトナム料理のフォーなどをテイクアウトできるお店などがたくさんあります。

13:00-17:00 引き続き会議、資料作りなど。午後の時間帯はNYも動き出してひっきりなしに電話がかかってきたり人に質問されたりするので、なかなか自分の仕事に集中して取り組むことができない。余裕がある時は15時ごろに同僚とコーヒータイムをとることも。

17:00-19:30 周りの人間が帰宅し始めるので自分の仕事に集中してラストスパート。

20:00 帰宅。すぐに夕飯の準備。夫も大体同じような時間に帰宅するので手伝ってくれる。今日あった出来事などを話しつつ、ワインやビールを片手に料理。

20:30 夕食開始。映画やテレビを観ながら食べる時もあれば、音楽をかけて会話を楽しみながら食べる時も。

21:30 夫が後片付け。私はインスタをチェックしたり、部屋を軽く片付けたり。

22:00 映画の続きを観たり、ネットショッピングをしたり、仕事が忙しい時はメールをチェック。最近はゆっくりシャワーを浴びたり体のお手入れなどをしたりしながら、Youtubeを観るのが至福の時間です。

23:00 寝る準備をして、ベッドへ潜り込む。軽く読書をしつつ、夫とおしゃべり。

23:30-24:00 就寝

と、こんな感じです。夜観劇やディナーの予定がある場合は、なるべく仕事を19時までに切り上げます。

日本で忙しい仕事に就いている方に比べれば結構のんびりした生活かと思うのですが、個人的にはもっと仕事に向ける時間を短縮したいと思っています。できれば運動や習い事など、自分の生活を豊かにしてくれることにもっと時間を注ぎたい。

また仕事をしている時間についても、作業的な業務をやっている時間を最小化したいと思っています。1年ぐらい前までは「会社というシステムを使って自己実現している感」があったのですが、最近会社に「消費されている感」がちょっとしていて、その原因は作業的な業務に使っている時間の増加にあるのではないか、と思っています。長い目で見た時に役立つ経験や能力向上に繋がっている仕事をしている時間をどれだけ増やすことができるか、自分の仕事への取り組み方や交渉次第で変えられることだと思うので、良い方向に変えていかなくては。あとは、単純に、残業代がつかないのに(私の会社は年棒制なのです)無制限に残業をしてしまっていることも、良くないですね。不要な長時間労働は、大切な時間をものすごく安売りしているも同然なので。

もっと時間を賢く使うことができるようになりたいです…。

次回は、コロナウィルスによるロックダウンにつき在宅勤務をするようになってからの、平日の一日の流れをご紹介します。

Author: tomimunch

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください