ロンドンで働くOLの一日 〜コロナ在宅勤務期間中の理想編〜幸せを手に入れるために

ようやく理想編にたどり着きました!ここからは、私が理想的と考える一日の流れについて書いていきたいと思います。今回は、今後もこの在宅勤務が続くという仮定で、目先2−3ヶ月の理想編について書いてみます。

幸せな毎日を送るためには、どのような時間の使い方をすればいいのでしょうか。

まずは、自分の「幸せ」の構成要素を、重要なことから順番にピラミッド型に書き出してみました。

こうやって改めて見直してみると、普段の時間の使い方が、自分の幸せにとっての優先事項と真逆(!)になっていることに気づかされます。 世界で最も影響力のある経営思想家(Thinkers 50)に二度にわたって選ばれた「イノベーションのジレンマ」でお馴染みの、ハーバード・ビジネス・スクール教授クレイトン・クリステンセン氏(故)が、ガン宣告を受けた後に行った最終講義(書籍「How will you measure youe life?」にまとめられています)の中で、家族(もしくはとても親しい友人)を「enduring source of happiness(枯れることのない幸せの泉)」と表現したように、自分の「健康」と「家族」は幸せの源ともいえる最重要事項です。

にもかかわらず、つい夜遅くまでテレビを観て睡眠時間を削ってしまったり、仕事が忙しいと食事を抜いたり、本当はそこまで自分の人生にとって重要ではない作業に時間を使いすぎてしまったために家族と会話する時間を十分に持てなかったり、、、と、一番ないがしろにしてきたような気が。

同書はこのように続きます。”You have to make sure that you allocate your resources in a way that is consistent with your priorities.”「大切なことは、自分に与えられた資源(時間)を、人生の優先事項にそってきちんと振り分けることだ。」

”…A strategy – whether in companies or in life – is created through hundreds of everyday decisions about how you spend your time, energy, and money. . ”「企業にとっても、一人の人間にとっても、『戦略』の真価は、与えられた時間やエネルギー、そして資金をいかに使うかという日々の小さな決断によって形作られる。」

”You can talk all you want about having a clear purpose and strategy for you life, but ultimately this means nothing if you are not investing the resources you have … In the end, a strategy is nothing but good intentions unless its effetely implemented. .. if the decisions you make about where you invest your blood, sweat, and tears are not consistent with the person you aspire to be, you’ll never become that person.”「いくら自分の人生の目的や戦略について饒舌に語ることが出来ても、それらにたいして実際に自分の資源(時間)を投資しなければ、全く無意味のものである。結局戦略とは、実行なくしてはただの意図にすぎない。もし自分の血と汗と涙を何に投じるのかという決断が自分にとっての優先事項と一致していなければ、あなたは、自分が理想としている人間になることは一生できない」

(日本語は勝手に自分で訳しているので、乱文ご容赦下さい。クリステンセン氏の表現はロジカルかつ心に刺さります。。特にビジネスパーソンにとって納得感があり、おすすめの本です。)

How Will You Measure Your Life? (English Edition)

とにかく、できれば、睡眠には8時間、運動には最低でも1時間は費やしたいところ。また、「家族」についても両親、夫とコミュニケーションをとる時間はそれぞれ1日1時間ずつは確保したい。

クリステンセン氏の教えを行動に移すべく、これらの時間を確保するためには、何時に起きて、何時に仕事を終えることができれば良いのか? という逆算式で理想の一日について考えてみました。

7:00 起床。ヨガなどの軽い運動。

7:30 朝食、1日の戦略を考えたり、考えをまとめる時間。 

8:30 仕事開始。疲れていないうちに、集中力を要するものや重要かつ緊急な仕事を終わらせる。重要なプレゼン資料作り、戦略立案など。

12:00 昼食を作って食べながら、両親とライン通話。

13:00 仕事再開。会議(カンファレンス・コール)、重要だが緊急では無い仕事の下準備など。

15:00 20分程度の運動を挟んで、引き続き仕事。

18:00 仕事終了。10分程度の運動をして、シャワーを浴びる

18:30-19:20 夕食の準備。娯楽を兼ねて、Youtubeやネットフリックス鑑賞をしながら。

19:30-21:00 夕食。

21:00-21:30 後片付けや家事など。

21:30-22:30 趣味の時間。ブログ執筆や読書など。

22:30 ベッドに入る。読書したり夫と会話したり。

11:00 就寝

いやー、いかに仕事の効率を上げて労働時間を短くするかという点が大事かが改めてわかりますね。ダラダラ働かないということは、自分の人生にとって最も重要なことを守ることにつながるのですから。

加えて、「娯楽」は運動や料理やシャワー等、どうせしなければならないことと合わせて 、「娯楽だけに費やす時間」をできる限り短くすることで、逆に「趣味の」時間を生み出す ということも心がけたいと思います。

ちなみに、「趣味」と「娯楽」の線引きが難しいところなのですが、「趣味」が自分が楽しみながらも能動的で、将来の自分の幸せの拡大に繋がるものである一方で、「娯楽」は受動的でその瞬間の快楽に近い、将来の幸せの拡大にはたいしてつながらないもの という点で違うものとして捉えています。

明日から、この「理想」にできる限り近づけるように頑張ります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

Author: tomimunch

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