幸せは、すぐそばにある。小さな「幸せのきっかけ」たち。Happiness is around the corner

こんにちは、お元気ですか?ロンドンは今日から三連休です。昨日まで仕事が佳境で、昨晩はほぼ廃人と化していましたが(夜ご飯はハンバーガーをテイクアウト…)、

今朝、目覚めて何気なくスマホを見ていたら、素敵な文章を見つけて、すっかり朝から満たされた気持ちになったので、ご紹介します。

“If you start living for the smallest reasons, that’s when you know you’re really living.

「小さな幸せのきっかけを逃さずに、生きてみてごらんなさい。そうすると人生が動きだす。」

The smell of rain after a thunderstorm, the shades of pavements when it’s autumn, the harvest season and the unspoken competition to pick the freshest tomatoes, the mediocre midnights and the color of the sunsets, the smell of bakeshops early in the morning, the frosty breeze of the fast-approaching winter, the warmth of oven when baking Christmas cookies, the thickness of paper when flipping through magazine pages, the smell of new books and new clothes and new things. when you start looking at things, really really looking, you’ll start living, because then you’ll understand how it is to really be a human in this world.”

「雨上がりの匂い。秋の日の散歩道に落ちる影。収穫の季節。一番新鮮そうなトマトを選びとる、秘密の競争。何気ない夜の時間。夕焼けの色。朝一番にパン屋さんから漂う香り。冬が近づいてくる冷たい風。クリスマス・クッキーを焼いている時のオーブンの暖かさ。雑誌をめくった時の紙の質感。新しい本や、新しい洋服の香り。新しい何かの香り。 そういうものたちに、あなたがじっと目を凝らせば − そう、心の目で見つめれば、人生が動き出す。そして、1人の人間としてこの世界に生きることの意味がわかりだす。」

“Read books. Read more books. Get inspired. Wake up early. Put on a jacket. Watch the sunrise. Do that twice a week. Three times a week. Add a morning walk to that. Then a jog. Then a run. Stop at a coffee shop. Have breakfast. Go back home. Have a shower. Plan your day in your head. Go through your plan. Meet people. Young/old, it doesn’t matter. Just meet people. Share your story. Listen to theirs. Really listen. Many people pour a choke of magic words out of their mouth if you’re all ears. Help people. Again, young/old… Appreciate the natural environment. Sit by the water and just watch. Clear your mind. Meditate. Happiness is around the corner.”

「本を読むこと。もっともっと本を読むこと。ひらめきをもらう。感化されてみる。朝早く起きる。朝日が登るのを見る。週2回、いや3回見る。ついでに朝の散歩をする。ちょっとジョギングもしてみる。そして走ってみる。コーヒーショップに寄り道する。朝ごはんもついでに食べてみる。家に帰る。熱いシャワーを浴びながら、1日の計画を立てる。そしてその計画をこなしていく。人に会う。若い人でも、年老いた人でも良い。とにかく人に会う。あなたの人生の物語を共有しよう。そして彼らの物語を聴く。じっくりと心で聴く。本当に耳をかたむけていると、多くの人の言葉の中には、魔法のかけらがひそんでいるのに気づく。人に手を貸そう。若い人でも、年老いた人でも良い。自然に感謝する。水辺に座って、ただ眺める。心を空にする。瞑想してみる。 幸せは、すぐそこにある。」

(またまた勝手に和訳しているので、乱文ご容赦ください。)

あまりにも小さかったり、さりげなかったりするので、本当に「よく見て」「よく聴かなければ」感じることのできない、幸せのきっかけたち。

原文はSmallest reasonsなので、直訳すると「最も小さな理由」になるのですが、ここでは理由というよりは「きっかけ」、はずみや手がかりのようなものの意味で使われている言葉だと思います。

人が詩や俳句を詠んだりできる人たちは、この「よく見て」「よく聴く」能力に優れているのでしょうね。

ちなみに調べてもこれが誰が書いた文章なのかはっきりとわからなかったのですが、「新鮮なトマトを選ぶ競争」あたりはパーソナルな思い出に基づいてる感がありますね。競争って誰との競争なんでしょう。家族?自分?トマト競争とは一体。。。確かにスーパーなどで、積み上げられたバラの野菜を前に「いちばん新鮮なやつを選んでやる」という謎の闘志(?)を燃やす瞬間はあります。こういう瞬間のことなのでしょうか。Pick tomatoesとあるので、生えているトマトを「もぎとる」意味でも、スーパーなど店で「選ぶ」という意味でも、どちらにも捉えることができるます。前者なら、家族と競うようにトマトを収穫している画が、後者なら、スーパーの店先でトマトを選んでいる画が浮かびます。なんだか小学校の国語か英語の授業みたいになってしまいました。

ちなみに、自分バージョンの「小さな幸せのきっかけ」たちはこんな感じですかね。

霧雨の日に軒先から滴る水。窓辺で揺れるミントの葉っぱ。高い木の上で鳴いているコマドリの声。何処からともなく漂う花の匂い。猫の寝息。古い教会やお寺の香り。パリのカフェで誰かがコーヒーを淹れている音。新しいノートのツルツルした感触。夕方、ご飯が炊ける香り。

皆さま、どうぞ素敵な週末をお過ごしくださいね。

Author: tomimunch

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  • 素敵な記事でした!
    今日も元気にご機嫌で過ごしましょうという気になりました!
    ありがとう!

    • ありがとうございます!ご機嫌に1日を過ごすこと、大事ですよね。今度BiBaさんの「幸せのきっかけ」もぜひ教えてください。